【宣言】

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【宣言】

昨年の11月から、毎日、朝7時から8時、街頭演説をしています。



最初は、誰も聞いている人なんていないです。


30分もしゃべっていると気分が悪くなりそうなくらい寒いです。

雨の日も、大晦日も、元旦も。

 



私が政治の道に進むということで、親戚との仲が微妙になったりしました。



なんで、こんな思いをしてまで、政治の道に進むのでしょうか?

 


くつろぎの店 匠というフードバーを経営し、たくさんのイベントを行い、お客さんも仲良く、ここでの出会いがきっかけで結婚するカップルも多いのにもかかわらず、まったく見ず知らずの他人の為になんでここまでやるんでしょうか?



12年間、経営しながら、いろんな政治家の方をお手伝いしたり、若者と政治家を議論させたりしました。



これだけでも、十分世の中に貢献していると思っています。

 

小さなことですが。

私の頭に今でもよぎることがあります。


・こんな選挙に出て、何のメリットも無いよな


・当選する確約も無いのに、家族に迷惑をかけてるよな


・政治の事なんか全く興味がないあの人たちの為に働くんだ


・あれだけカンシャク持ちだった自分が良くやってるな


・こんな俺でも応援してくれる人がいる?


・少ないけど、家族や親戚も友だちも先輩たちも何の見返りもないのに手伝ってくれてる

 



東京で会社経営している弟ですら、投票にも行かないと言っていたのに、元旦から選挙の手伝いをしてくれている。



今まで選挙に行かなかった人が、政治に興味がなかった人が、たくさん興味を持ってくれはじめた。

 



もはやAKB48のあっちゃんの気持ちです。


「私の事は嫌いでも、AKBだけは嫌いにならないで下さいっ!!」


みたいな(笑)。

 


私には、5つの公約があります。



①不登校やいじめ対策を推進します。


②常に、市民に見える開かれた市政を目指します。


③ボランティア団体や市民活動団体への支援体制を拡充します。


④若者のサブカルチャーを支援します。


⑤市政100周年までに、芦田川の水質ワースト1を返上します。



 

でも、この公約よりも、もっと素直に実現したいことがあります。



私は1972年生まれ。1960年以降の高度経済成長も、1980年のバブル経済も実体験として経験していません。



しかも、団塊ジュニア世代と呼ばれ同級生は220万人以上で非常に多い(今の20歳は120万人)、就職する時は氷河期と、あまり良い体験をして来ませんでした。



その為、時代や企業に期待をする事無く生きて来ました。

 

ただ、親に頼り切った世の中で育ちました。

 

ただ、モノは十分過ぎるほどあふれた世の中で育ちました。



 

そんな日本で育った私達の世代は、GDPが世界2位から3位に転落、人口1億2千万人が減少、サービス業がGDPの大部分を占めるようになった世界中で、日本語圏と言うだけで経済的に鎖国された状態の中で、何をすべきかを常に問われた世代でした。



これからの日本が数千万人規模の小国になるのか、オタク文化の国としてCool Japanと呼ばれるのか、数億人規模の大国GDPで現わされる貨幣価値で注目されるのか、分かりません。



ただ、わびさび、和の精神、オタク、律儀、礼儀、世界でもっとも洗練された性格を持った国民である事は、間違いありません。

 



そして、成熟化している社会である事も。

 



高度経済成長、バブルを知らない若者が、経済の中心になるにつれ、いよいよ真価が問われる時代になったと思います。



誰がこれからの日本を支えるのでしょうか。

 



ジョン・F・ケネディが、かつて言いました。


「国が何をしてくれるかではなく、自分が何が出来るかを問おう」

と。

 



もう国に頼る時代でもないです。

福山市の一個人である私が何が出来るかなんて、ないかも知れません。

 



ただ、誰かが始めないといけないんです。

 



ただ、そんな想いから政治の道を目指し始めました。

人間、必要とされたり、自ら成長していると感じる時が一番幸せであると思います。



夢を語り、仲間を繋ぐ接着剤のような役割が得意な私がたまたま単なるフードバーの経営者をしています。



 

ただそういう個性を持った人間だからです。



単に個性が強いだけです。


その個性を最大限に発揮し、世の中に還元させたい。


そんな環境を整える事、それが私の使命です。



 

家族や親戚の仲が悪くなるかもしれない。



福山市がこれで変わるのは難しいかもしれない。

 



でも、誰かがやらなければ。

 

お世話になりっぱなしの親たちの世代に恩返しするために。

 

そして、子どもたちの世代にツケを残さないようにするために。

 

2012年1月  丹下 たくみ